Intel CoreDUO inside Macintosh |
ついに出ましたね。朝、友達からメールが来るまでMacworldを開催しているのを忘れていました。
さて、気づいた点をいくつかまとめてみました。
その1 さりげなく(?)PowerPCとIntelCoreを直接対決させていない件
・PowerPC G4から、一段飛ばしてCoreDUOになったMacBookPro
・Single G5からCoreDUOになったiMac
いろんなところでCoreDUOMacを誉めていますけど、SingleG5と比較して2倍、SingleG4と比較して4倍程度なので、そんなに大騒ぎするほどのことではない感じ。
PowerPC G5/DUALとIntelCoreDUOの直接対決が楽しみだけど、上手な差別化でそれを許さないんだろうなぁ>ジョブス。
そういえば「SPECint_rate_base2000 整数計算(予想)」だそうです。予約販売を始めている製品で『(予想)』は無しでしょう。予想は止そう。
その2 バッテリー駆動時間がどこにも載っていない件
「バッテリー駆動時間はシステム構成と使用条件によって異なります。」とは書いてあるけれど、肝心の駆動時間が載っていない。PowerBookG4の頃は「最長5.5時間のバッテリー駆動」を謳っていたのに、見つからない。
バッテリーよりスペック重視か。まぁ、上記SPECintのように「予想」で書かれるよりましですけどね。
『Cafeでお茶しながらレポートを書く』『旅行の写真をDVDに焼いて、仲間と鑑賞する』ぐらいしか、モバイルしないから3時間持てばOKかな。
その3 性能が良くなったといいつつ、スペックダウンの液晶。
1440x960だった液晶が1440x900にスペックダウン。「MacBook Proでは、15インチPowerBook G4よりもはるかに鮮やかなディスプレイを採用しています。色鮮やかな画像をお楽しみください。」とのこと。
ちょっと言い訳がましい。こんな事、書かなければいいのに。本格的なデザインをしているわけでもないし、個人的には鮮明なディスプレイより解像度の方がありがたい。ちょうどDockの分だけ損した感じ。
まぁ、プロの人にはありがたいのかもしれないですね。そんな私はIntel iBook待ちなのかも。
その4 世の中どこでもBB&ワイヤレスとは限らない。
・モデムが無い。信州の片田舎の温泉旅館にはアナログ電話しかないのです。携帯も圏外なのです。5000円以上もかけてAppleUSBモデム買うのもアホだし、内蔵していれば持ち歩かずに済むじゃん。
その5 S-Video出力が無い!
・わが家の安プロジェクタには、DVIどころかAnalog-RGB端子が無いんです…iBook(DualUSB)がまたまた処分できなくなりそ…。
(追記)※添付のDVIケーブルをつなげればS出力が使えるような記述を発見
独立していたSビデオ出力もなくなり、必要時にはDualLINK DVIポートからアダプタを介して出力するように変わっている。
その6 DVD-RがDL(二層式)ではない件
PowerBookG4が8x SuperDrive 2層記録式なのに、MacBookProは4x SuperDriveになっているのはなぜ?
DUAL化で一番恩恵を受けそうなのがiDVDとかDVD Studio Proなどのレンダリングで、DVD-R DLなんて、必須の機能じゃないのかな?
以上、気になる木…でした。
そして問題ない点。
・FW800の省略。だって、地元にゃFW800な機器なんて売っていない。(実はFW800のケーブルでさえ見たことも無い)それに、S-ATAカードが出るでしょ、きっと。
・PCカードが刺せない点。これについては、我が家は無線LAN以外でPCカードを使っていないからAirMacExpress内蔵のMacBookProは問題なし。
以上の条件と、去年の春にAppleStoreの整備済みiMacG5を105000円で買ったことを勘案し、今回のIntelMacにはメリットが感じられないので、見送り決定。
それよりも、OSX for Intelを一般的なWintelMachineで動かす人が現れたら素敵かも。
まさか、Apple創業30周年のSurpriseは、MacOSX for Intelの発売だったりして。